阪神ドリス&マテオで完封リレー 8、9回はお任せ

9回表ヤクルト2死一、二塁、最後の打者を三振に仕留め雄たけびを上げるマテオ

<阪神2-0ヤクルト>◇6日◇甲子園

 ドミニカ共和国出身の剛腕コンビが、また接戦を締めくくった。阪神2点リードの8回に好投した先発岩貞からバトンを受けたのはドリスだ。ヤクルトの強力な上位打線との対決。先頭比屋根に出塁を許すが、川端を153キロの内角直球で空を切らせる。山田に左前打でつながれ、一、二塁になるが動じない。圧巻は4番バレンティンへの投球だ。球を低めに集める。フォークを連投し空振り三振で切り抜けた。

 2試合連続で8回に登板して好投したドリスは「走者が2人いるところで自分の力を試せた。ピンチになったが、抑えられて良かった」と振り返った。今季10試合目の登板で、防御率1・74と安定。「日本に来たのは勝利に貢献するため。うれしいね」と話した。

 9回は守護神マテオが仁王立ちする。1死後、2安打されてピンチを招くが、この日、3安打の比屋根を落ち着いて空振り三振。2試合連続セーブの今季9セーブ目を挙げ、リーグ単独トップに浮上した。勝利の瞬間は腕を突き上げる、激しいガッツポーズ。「自然に出た。ゼロということより、勝ててうれしい」。これで2戦連続してドリスのホールドとマテオのセーブ。接戦でのリレーが板についてきた。金本監督は「スキはあると思うけどね。不安もあるし、とりあえず、これでいきます」と話すが、立派な継投だった。【酒井俊作】