ソフトボール出身の日本ハム大嶋、5年目プロ初安打

9回裏日本ハム1死一塁、右翼へプロ初安打となる二塁打を放つ大嶋(撮影・井上学)

<日本生命セパ交流戦:日本ハム4-8ヤクルト>◇31日◇札幌ドーム

 「ソフトボーイ」こと日本ハム大嶋匠捕手(26)が、プロ初安打をマークした。

 9回1死、代打で登場。ヤクルト石山から右中間を破る二塁打を放った。「ファームでやってきたことを、そのまま出せればいいかなと。ヒットが打てたので良かった」。早大ソフトボール部から11年ドラフト7位で入団して5年目。今季は初の開幕1軍も果たした大砲候補は、プロ通算6打席目で、念願の「H」ランプをともした。

 ここまでを振り返り「(長かったかは)分からないです。比べるものがない」と笑ったが、今後へ「気を引き締めてやっていきたい」と、浮かれる様子はなかった。