巨人13人目助っ人調査、独立L徳島の左腕ガルシア

 巨人が四国IL・徳島のガブリエル・ガルシア投手(27)を新外国人の獲得候補として調査していることが5月31日、分かった。

 ガルシアはベネズエラ出身のサウスポー。米マイナー、米独立リーグなどを経て、今季から徳島に所属。球種は140キロ台中盤の直球、チェンジアップ、縦に落ちるスライダーで、低めに投げ分ける制球力も兼ね備える。この日は高知戦に2番手で登板し2回無失点でリーグトップの7勝目(1敗)。9試合で防御率1・31、55イニングで48奪三振と好成績を挙げている。

 巨人は5月下旬に10年ぶりの7連敗を喫し、波に乗れていない。打線の低迷が大きな要因に挙げられるが、投手陣も盤石ではない。先発陣は田口や今村ら若手が台頭してきているものの、ドラフト1位の桜井、マイコラスとポレダの両助っ人と、故障離脱者が続出。エース菅野への負担が大きく、厳しい状況にある。

 現時点で、外国人選手は12人(支配下9人、育成3人)が在籍しているが、球団は検討を重ねた末に、緊急補強の必要性があると判断。複数の投手をリストアップして検討を重ねた。米国など海外所属選手は来日手続きや環境変化の対応にも時間を要する。ガルシアなら実力に加え、日本野球への適応能力の高さと、すぐにチームに合流できるメリットもある。巨人が逆襲へ、補強に動く。

 ◆ガブリエル・ガルシア 1989年5月11日、ベネズエラ生まれ。07年にアストロズと契約したが、2Aに昇格できないまま12年に放出。独立リーグなどを経て今年3月に四国IL・徳島入団。オフシーズンは09年から毎年ベネズエラの冬季リーグでプレー。マイナー通算108試合(先発21)で10勝18敗、防御率4・60。180センチ、87キロ。左投げ左打ち。