<日本生命セパ交流戦:ソフトバンク7-5巨人>◇12日◇ヤフオクドーム
ソフトバンクの壁は厚く、高かった。巨人は2年連続で3タテを食らって4連敗。借金生活に突入した。2-7と5点を追う8回には無死からの3連打を皮切りに2点差まで迫るも、2死満塁で阿部が一ゴロに倒れ万事休す。高橋監督は「3つ負けたんだから強いんじゃないですか」と厳しい表情で相手力量を認めた。
勝負どころで力の差が出た。3連戦の合計安打数(巨人23、ソフトバンク29)と四球数(同7、同8)では大差ないが、得点圏打率・得点は巨人は2割1分1厘・9点に対し、ソフトバンク2割7分3厘・17点。尾花投手コーチが「選球眼もいいし粘る」と分析したように、打者はボール球を見極め、際どい球をカットし、失投を投げさせて仕留める技術で上を行かれた。
この試合でも、先発高木が2番城所に思惑より甘く入った失投を、ひと振りで2度も仕留められた。初戦こそ菅野が接戦に持ち込んだが、残り2戦は序盤に大量失点。高橋監督は「負けるべくして負けるパターン」。坂本は「正直強いと思った。あそこに勝てる強さが僕らには足りない」と現実を直視した。
まずは先発ローテを再編し、立て直しを図る。2軍落ちした今村が抜けたところには小山が入る可能性が浮上する。高橋監督は「結果は受け止めて気持ちを切り替えていく」と足元を見つめた。【浜本卓也】