<日本生命セパ交流戦:DeNA0-4日本ハム>◇14日◇ハードオフ新潟
日本ハム有原が、大きな1勝を手にした。9回2死二塁で筒香を迎え「あそこが勝負だと思った」。6球連続の直球で攻め続け、見逃し三振に抑えた。「本当に勝てていなかったので、とにかく勝つという気持ちでいきました。徐々に調子が上がってきていたので、今日はいけるかなと思った」。完封はチームでも今季初。無四球の完璧な内容だった。
5月24日ロッテ戦から3連敗中だったが、3試合とも本塁打を浴びていた。逆に5勝した試合では被本塁打0。「高めを長打されていたので低め、低めを意識した」。得点圏に走者を背負ったのは2度だけ。カットボールを駆使して3回以降は散発2安打にとどめた。バットの芯を外して12のゴロアウトと、プロ入り最多タイ9三振を奪った。栗山監督は「本当に有原らしく投げてくれた。全てが素晴らしかった」と、褒めたたえた。
ヒーローインタビューでは初お披露目となった新潟のファンへ「たくさんのみなさんの声援のおかげで勝ちました」と感謝の言葉を口にした。大谷の存在感に負けない、控えめな投のヒーローが主役になった。【田中彩友美】