広島エルドレッド、右脚痛め交代 16日精密検査へ

3回裏広島1死三塁、エルドレッドは三塁線へゴロを放った際に負傷し交代する(撮影・栗木一考)

<日本生命セパ交流戦:広島6-2西武>◇15日◇マツダスタジアム

 広島ブラッド・エルドレッド内野手(35)が、3回の走塁時に右脚を痛め、途中交代した。

 3回1死三塁から三塁方向へ高くはねるゴロを放ち、走り始めたエルドレッドはすぐに減速した。右足太もも裏を右手で押さえながら、足を引きずり一塁へ。ベンチへ退くと、代走に松山が起用された。

 この日は病院には行かず、アイシングなどで様子を見た。16日に広島市内の病院で精密検査を受ける予定で、診断結果をみて今後を決めるという。緒方孝市監督(47)は「心配だね。全力で治すことに専念してもらいたい。焦らずにグラウンドに帰ってきてくれることを願っている」と説明した。