高橋由伸監督ミスで「苦しくなった」守乱で2連敗

強風のため両手で頭を押さえながら選手交代を告げる高橋監督(撮影・浅見桂子)

<DeNA7-6巨人>◇25日◇横浜

 守備の乱れが、巨人のリズムを微妙に狂わせた。

 2回1死満塁では、一ゴロを捕球した阿部の本塁送球が一塁側にそれ、捕球した実松がベースタッチにいこうとして落球した間に2失点。5回1死二塁では、梶谷の一塁線の強烈なゴロを阿部が好捕したが、投手マイコラスのベースカバーが遅れて内野安打とし、続く筒香に適時打を浴びた。

 1点リードの8回にマシソンが2失点して逆転負けし、2連敗。3位に転落し、首位広島とはゲーム差が8に開いた。

 高橋由伸監督(41)は「そこ(ミス)で苦しくなったかなというのはある。リードしていたから勝ち(パターン)の投手がいって負けたので仕方がない。(今季初先発の)マイコラスは最初にしては良かったと思う。次につなげてくれればいい」と、振り返った。