中日、ヤクルトに3タテ食らった 4連敗で借金6

11回裏ヤクルト1死満塁、代打三輪(右)にサヨナラ打を打たれた田島

<ヤクルト5-4中日>◇26日◇神宮

 中日はサヨナラ負けで最下位ヤクルトに痛恨の3タテを食らった。4連敗で借金6。みるみる後退し、ツバメと1ゲーム差だ。

 竜党の声援、罵声を浴びながらグラウンド内を通ってバスへ。歩いて試合を顧みた谷繁監督は最後に「(投打の)両方、踏ん張りどころ」と口調を強めた。

 魔の1球だった。吉見は初回2死一、二塁から雄平に初球のシュートを先制3ランにされた。ショックを隠せず顔をしかめた。前の山田には際どいコースを攻めて勝負にいき、微妙な判定で四球にした。「山田、山田となっていたのかもしれない。(雄平に)『おっつけ』があるのを忘れていた」。前の2試合で散々打たれた山田に神経を使い、5番打者への意識が薄くなったのかもしれない。

 「先に点を多めにやって追いかける展開にした」。同一カード3連敗の要因を指揮官が挙げる。山田に2ラン、3ラン、雄平に3ランと3試合とも初回に出はなをくじかれた。若松とジョーダンは立て直せなかったが、吉見は6回まで0を並べた。流れにあらがうパワーを発揮した。

 9回1死満塁から谷の適時打に敵失が絡んで3人が生還、同点に。だが延長11回、5番手小川が1死満塁とされ、田島が三輪にしぶとく足元を抜かれた。逆転には至らなかったが、吉見だけでなく、打線も意地を見せた。これを上昇のきっかけにしないと最下位転落は時間の問題になる。【柏原誠】