稲村亜美102キロ神投球!セギノール氏と真剣勝負

元日本ハムのセギノールと対決した稲村亜美(撮影・黒川智章)

<日本ハム3-0西武>◇28日◇札幌ドーム

 日刊スポーツ高校野球応援団長に就任したタレント稲村亜美(20)が、大興奮の圧巻投球を披露した。

 試合前、日本ハムのマスコットB☆Bと1打席対決で登場。対決直前に球場アナウンスでB☆Bに代打が送られ、稲村は困惑。日本ハムに07年まで所属し、本塁打キングに輝いた経歴がある現カブス国際スカウトのフェルナンド・セギノール氏(41)が、大好物のバナナをほお張り現れると「完全に負けたと思いました」と早くも白旗宣言? だった。

 それでも投球練習から100キロ超えをマークするなど、闘志全開。この日最速102キロの直球で攻めたが、豪快なフルスイングで中前安打にされ勝負に敗れた。セギノールからは「バランスが取れたいい投手。肩肘が柔らかいし、メジャーならいける」と太鼓判を押され、照れ笑い。「一生の思い出です」と大喜びだった。