日本ハム・ドラ1上原が7戦目で待望の“プロ1勝”

5回1失点の好投をする日本ハム上原(撮影・田中彩友美)

<イースタン・リーグ:日本ハム4-3ヤクルト>◇1日◇鎌ケ谷

 ドラフト1位ルーキー日本ハム上原健太投手(22)が、節目を弾みに晴れ舞台に臨む。1日のイースタン・リーグヤクルト戦(鎌ケ谷)に先発。磨いてきた直球の質を武器に5回1失点。5回をのぞき毎回走者を背負ったが、要所で鋭く落ちるスライダーやフォークを駆使して5三振の力投。2軍7試合目で待望の“プロ初白星”を手にした。「勝たなきゃいけないプレッシャーがあった」。この日フレッシュ球宴の出場予定選手に選出され、自覚十分に好投した。

 苦難のスタートだった。2月の春季キャンプは1軍主体の米アリゾナメンバー入りも、腰痛で2次キャンプから2軍に合流。3月末に実戦復帰も、投球フォームの定まらないこともあり、約1カ月の実戦封印も強いられた。「最低限が出来るようにやってきた」。持ち味の最速151キロの球速を抑え、制球重視で攻める投球に専念。1軍を主戦場とする加藤や井口ら入団同期と差は開いたが、自分を見失わなかった。「また1つ2つ上の投球が出来るように取り組んでいきたい」。白星とフレッシュ球宴出場の吉報が同日に届いた。歩みは遅くとも、力強く前進した。【田中彩友美】