日本ハムの選手らが動物役に オリジナル絵本を制作

日本ハムが実施する全道キャンペーン「グラブを本に持ちかえて」でオススメの本を手に笑顔の谷口(球団提供)

 日本ハムは4日、昨年に続いて選手会が原案作りに携わった幼児向けのオリジナル絵本を制作すると発表した。

 球団は14年から読書促進全道キャンペーン「グラブを本に持ちかえて」を実施している。親子が楽しく向き合う環境作りを支援するため、家庭や図書施設での読書週間の定着に向けて継続的に活動している。

 絵本制作は昨年同様にファイターズ選手会が著作者となる。タイトルは「もりのやきゅうちーむふぁいたーず つよさのひけつ(仮題)」。大野奨太選手会長(29)を中心にアイデアを持ち寄り、ストーリーを練り上げていく。選手らには動物の配役が与えられており、今回から新登場する主なキャラクターは以下の通り。

 ・アナコンダ=浅間(考案者・杉谷)

 ・イノシシ=矢野(考案者・武田勝)

 ・ウマ=稲葉SCO(考案者・金子打撃コーチ)

 ・オオカミ=石川慎(考案者・谷口)

 ・コモドドラゴン=金子打撃コーチ(考案者・稲葉SCO)

 ・ハイエナ=白村(考案者・増井、武田勝)

 ・シロクマ=レアード(考案者・メンドーサ)

 シーズンオフには選手による読み聞かせイベントも予定されている。

 大野選手会長 「子どもの活字離れが問題になっている中、少しでも読書を身近に感じてもらえればうれしいです。今回、第2弾を作るにあたり読書の大切さだけでなく、食べること、寝ること、運動することをプロ野球選手ならではの形で子どもたちに伝えていきたいと思っています」

 作画を担当する絵本作家の堀川真氏(51=北海道・紋別市出身) 「野球の魅力は、見る人それぞれに楽しみ方のあることです。第2弾の大切なテーマのひとつに『体づくり』があります。子どもには楽しく、大人には深く、この絵本も野球のように、それぞれの角度から楽しめるものであればと思っています」

 同キャンペーンでは、札幌ドームでの試合開催日に読み終えた本の引き取りを行う。クリーニング・補修を行い、北海道や東日本大震災で被災した東北地方の太平洋沿岸部の学校図書館や保育施設などに無償で提供する「ブックシェアリング」を、8日ロッテ戦から9月25日楽天戦まで実施する。

 北海道内の図書館では栗山監督や選手らがオススメする書籍コーナーも設けられる。今季の札幌ドームの演出テーマにちなみ「FIGHTERS GALAXY企画展」と銘打ち、宇宙にまつわる絵本や書籍を紹介する。