<マツダオールスターゲーム2016:全パ4-5全セ>◇第1戦◇15日◇ヤフオクドーム
全セ投手陣が真っ向から力勝負を挑んだ。先発の巨人菅野を筆頭に6投手が思い切り腕を振った。9回に1点差に迫られたがしのいだ。真中監督は「さすがですね、ビシッと。素晴らしいメンバー」とたたえた。
先陣を切った菅野が気迫で圧倒した。全21球中、変化球は1球だけ。1回2死では柳田をこの日最速151キロで一ゴロ。同学年の中田からは空振り三振を奪った。2回パーフェクトに「いい対決ができた。後半戦につながる」と喜んだ。
自らのスタイルを貫いた。球宴前に「いけるところまでは真っすぐでいく」と宣言。角中にはカウント2-2から捕手中村のサインに首を振って直球で遊ゴロに仕留めた。4度目の出場となった今回は初のファン投票選出。1票に込められた期待に力勝負で応えた。
攻めの投球は全セ投手陣に波及した。2番手藤浪は「2死だったのでいいかなと思って勝負しました」と大阪桐蔭の先輩でもある中田にオール直球で捕邪飛。大谷を157キロで三直に抑えたマシソンも「スプリットも投げたけど僕も直球で押し切ろうという気持ちになったね」。全セ投手陣がストロング・スタイルで沸かせた。【浜本卓也】