200勝のその先へ。広島黒田が、先発予定の23日阪神戦(マツダスタジアム)で、日米通算200勝に3度目の挑戦だ。21日、本拠地で行われた投手練習ではキャッチボール、遠投、ショートダッシュで調整。「やることは変わらないです。先制点を与えたとしても、しっかり我慢して粘り強く投げたい。それが勝ちに近づける方法と思う」と意気込んだ。
王手から2戦2敗。何よりも「個人的なことで周りに余計な力を使わせるのは申し訳ない」との思いが本音だ。チームは首位を独走中。「通過点だと思う。その後の、それ以上の大きな目標に向かってやっていければ」。優勝争いへチームを集中させるためにも、三度目の正直で達成を狙う。
条件はそろっている。球宴休みもあって前回登板から中9日。「コンディションを整える時間はあった。プラスになるところはある」。さらに「1戦1戦、打者1人、1人の積み重ね。その結果がたまたまそうなっているだけ」と意に介さないが、阪神戦は昨季から9戦で5勝無敗と好相性だ。本拠地のファンも味方する。節目から25年ぶり歓喜へ。黒田が決意のマウンドへ上がる。【池本泰尚】