＜広島５－８阪神＞◇２４日◇マツダスタジアム

　神ってる広島が逆転に成功した。１点を追う４回だ。先頭の代打西川が右翼線へ二塁打を放つと、１番田中は三塁へ犠打。１死三塁としてから菊池涼介内野手（２６）が中前適時打を放って同点に追いついた。「打ったのはカーブ。とにかく必死に打ちました」。

　続く丸の左中間への大きな当たりはエンタイトルツーベース。１死二、三塁となった。打席には４番松山。阪神内野陣は前進守備をしいていた。松山がタイミングを外されて放った打球は三塁へ。これを阪神の三塁新井がはじく失策で１点を勝ち越した。

　２回に逆転されてから一進一退の攻防が続いていたが、ついに再逆転に成功した。