阪神原口、福留代役で4番 捕手では78年田淵以来

6回裏阪神2死、原口は空振り三振(撮影・加藤哉)

<阪神6-1中日>◇31日◇甲子園

 阪神原口文仁捕手(24)が初の4番で出場。3打数無安打1四球だった。

 この日休養となった福留孝介外野手(39)の代役として4番に起用された。第3打席まで2つの空振り三振を含む3打数無安打だったが、迎えた第4打席。8回無死一、二塁では、2点二塁打を放ったゴメスにつなぐ貴重な四球を選んだ。「あそこだけですよ、今日仕事ができたのは。なんとか粘って最後選べました。孝介さんが休みでしたけど、4番と考えずいつも通りやろうと思っていました」と話した。

 阪神の捕手としては78年田淵幸一以来、38年ぶりの快挙だった。