<中日0-5巨人>◇3日◇ナゴヤドーム
中日が投打ともに巨人に圧倒され、借金が14にまで膨れ上がった。打線は巨人田口の前にエルナンデス、ビシエド、平田のクリーンアップが無安打5三振と沈黙。今季最少タイの2安打で、8度目の完封負けとなった。投げては、大野でも連敗を止められず、チームは4連敗。7カード連続負け越しで、最下位ヤクルトとは0・5ゲーム差となってしまった。
スコアボードに「0」が並ぶ度に、ナゴヤドームはため息に包まれた。後半戦の得点圏打率が1割にも満たないビシエドは「個人的にも抑えられたし、チームとしても2安打。とても悔しい」と唇をかみしめた。谷繁監督は「そのうち状態が上がると悠長なことは言っていられない。明日、明後日にも上がるように努力しないと。4番を代えて打線が機能するなら代えますけど、そういう状態ではない」と、沈黙する打線に厳しい口調だった。
先発の大野は5回5失点KO。自身4連敗で今季6敗目を喫した。0-2の5回1死二、三塁で、5番村田に13号3ランを運ばれ、6回から女房役の杉山とともに交代。8安打のうち5安打を中軸3人に許した左腕は「意識していたけど3人に打たれたら話にならない」。6月28日巨人戦での勝利を最後に白星から遠ざかっている。「次がラストチャンスだと思って、取り組みたい」と背水の覚悟だ。
若松、大野を立てた巨人戦で思わぬ連敗。3位DeNAとは7ゲーム差と、CS圏内が遠くなるばかりだ。【宮崎えり子】