中日小笠原「候補になっているよう」東京五輪へ決意

小笠原(手前)は友利コーチからバットで膝を突かれ痛そうな表情を見せる(撮影・今中雄樹)

 東京五輪への最初の1歩になるかも? 中日のドラフト1位、小笠原慎之介投手(18)が4日、1軍に再合流した。

 5日に中継ぎ要員として出場選手登録される見込み。過去4度の先発では惜しくもプロ1勝をつかめていないが、5度目のチャンスは必ずある。

 くしくもこの日、2020年東京五輪での野球の復活が決定した。楽天オコエやロッテ平沢らとともに昨夏の甲子園を沸かせた世代も、4年後の有力候補になってくる。

 ナゴヤ球場での全体練習を終えた小笠原は「よかったです。そのとき候補になっているような投手になりたい」と目を輝かせた。