阪神、今週が勝負どころ キーマンは“1番北條”

広島ジョンソン攻略へのキーポイントとなる北條

 阪神金本知憲監督(48)が今日16日の広島戦から巨人戦、DeNA戦と続く上位3強相手に大逆襲を誓った。3位DeNAと3ゲーム差。まずは大きく負け越している広島、巨人と戦う今週が勝負どころで、キーマンは3試合連続打点と好調な「1番北條」だ。チームが通算8試合対戦し、1度も土をつけていない広島ジョンソンが今日16日の相手。天敵を切り崩し、3連勝のチームの勢いを加速させる。

 金本阪神がAクラス浮上をかけた真夏の勝負どころを迎える。今日16日から上位3強と対決。虎の指揮官が気合を入れた。

 金本監督 負け越している分、やり返すというかね。その気持ちを持って。このままやられるようでは。広島と巨人に負け越してるし、少しでも穴埋めできるように。

 首位広島には6勝15敗、2位巨人には5勝10敗1分けで合計14もの借金。やられっ放しではAクラスは厳しくなる。3位DeNAとは3差。まずは2強をたたきたいところで、キーマンと期待する男がいる。

 売り出し中の「1番北條」だ。先週末の中日3連戦は全て左腕先発だったため1番に抜てき。すると12日にバルデスから適時三塁打、13日にはジョーダンから本塁打など3試合連続打点の大活躍。バルデスは12日の一戦が今季初顔合わせだったが、昨年6試合で防御率1・95に抑え込まれていた。ジョーダンも13日の試合前時点で対戦防御率1・82だった難敵。2人を攻略した若虎に、チーム4連勝のかかる今日16日広島戦でもトップバッターを任せることが濃厚だ。

 待ち構えるジョンソンはまさに天敵。昨年から通算8試合で5勝を献上し、対戦防御率1・55。その左腕攻略への突破口を託す。

 金本監督 (北條が起点になり)いい真っすぐを投げるジョーダンとバルデスから3点取った。自信にしてほしいし、自信を持っていい。ジョンソンはその2人より、1枚上だけどね。

 背番号2も意気に感じないはずがない。14日には遊撃でフル出場。手応えと自信が備わってきた。

 北條 また1番なら初回から勢いをつけられる打撃をしたいです。(ジョンソンは)良い投手なので四球で出るとかつなぐ気持ちで。(広島に)やり返したいし気合を入れていきます。

 今季7試合の1番成績は24打数12安打の打率5割&7打点。7四死球含めた6割1分3厘の高出塁率で、打順別でも最高の数字だ。しかもジョンソンに北條は対戦打率2割8分6厘。「1番北條」が虎の大逆襲の象徴となってみせる。【松井清員】