ソフトバンク武田4回突然崩れ5年目で西武に初黒星

4回表に逆転された先発の武田を慰める内川(撮影・今浪浩三)

<ソフトバンク4-6西武>◇16日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンク武田がプロ5年目で初めて西武に敗れた。3点リードの4回、突然崩れた。先頭の秋山に四球を出すと、3連打で同点に追いつかれた。さらに連続四球で満塁とし、呉に決勝点となる押し出し死球。3回まで1安打5奪三振だったが、一気に4失点と逆転された。

 武田は「4回の左打者で自分のリズムが狂っていった」。速いカーブがひっかかり出し、修正しようとしてバランスを崩した。この回、左打者に3四死球と乱れた。対西武の連勝は11でストップした。工藤監督は「強い気持ちを持ってね」とメンタル面を指摘。試合後も約30分話し合った。

 波に乗れないチームに登場した「救世主」も実らなかった。この日の練習前、選手サロンでプロマジシャンSHU(シュウ)さんによるマジックショーが開催された。発案者は和田で「気分転換にいいなと思ったので」。メジャー時代、カブスのマドン監督が自ら手品を披露し、ナインをリラックスさせていた。そこで和田は福岡市内のマジックバーに電話し依頼。30分の予定だったが、ナインに大ウケ。工藤監督のリクエストもあって50分に延長された。ナインは明るい表情で練習に臨み、試合も序盤に3点を奪うなど出足は良かった。だが、武田のまさかの乱調で星を取りこぼした。

 2位日本ハムが勝ち、ついに1ゲーム差。工藤監督は「まだ上にいるんでね。とにかく1試合、先を見ずに、前を向いて頑張らないと」。明日18日には4番内川も戦列復帰する可能性が高い。3連覇を目指す王者の強さを見せるのはここからだ。【石橋隆雄】