楽天安楽が今季初勝利 金子との投手戦制し「自信」

オリックス対楽天 今季初勝利を挙げファンの声援に応える安楽(撮影・渦原淳)

<オリックス0-3楽天>◇19日◇京セラドーム大阪

 ようやく笑えた。楽天安楽智大投手(19)が、今季6度目の先発で初勝利。オリックス金子との投げ合いは3度目。過去2戦は自らの四球や失投などをきっかけに敗れたが、3度目の挑戦で借りを返した。

 最速148キロの直球は低めに突き刺さり、スライダー、カーブも切れた。7回を4安打無失点の5奪三振、102球。「打たれても冷静になれました。6回2死三塁で糸井さんを迎えた場面も、今までなら高めに浮いたストレートを打たれていたと思う。今日はフォアボールでもいいと思えました」。気持ちの余裕が好投を生んだ。

 6月にはチーム事情からリリーフを経験。突然の提案にも「いつか則本さんのようなエースになるために、1軍で経験を積みたい」と意欲的に取り組んできた。最終的には中継ぎ3戦3失点で先発復帰。それでも試合への準備やメンタル面で得たものは大きかった。

 足立のリードを信じて腕を振り、ウィーラーの決勝ソロに力をもらい、バックに助けられながらプロ2勝目を挙げた。「チームの皆さんのおかげです。金子さんとの投げ合いで勝てたことも自信になりました。次につながります」。2年目の進化を投球で証明した。