<ヤクルト2-5広島>◇2日◇神宮
広島が得意の逆転劇で優勝マジックを7とした。2点を追う5回、新井貴浩内野手(39)が逆転の17号3ランを放った。さらに続く鈴木誠也外野手(22)も24号ソロと2者連続アーチで流れを引き寄せた。目前に迫った25年ぶりの優勝を果たした場合、2人とも最優秀選手(MVP)の有力候補に挙がる。菊池、野村、ジョンソンらも候補で、順調なマジック減らしとともにMVPレースも注目される。お祭りムードは高まるばかりだ。
スタメン表に目を通すと、規定打席をクリアし、打率3割を越える選手は菊池、新井、鈴木と3人。丸も打率2割9分5厘と3割を射程内としている。基準の1つにもなるであろうタイトル争いに目を移すと、菊池が現時点で最多安打。新井は打点トップ。鈴木も首位打者争いに顔を出している。投手では野村とジョンソンがハーラートップの13勝で並んでいる。
印象度では「神ってる」と表現された鈴木が1歩リードか。菊池の守備での多大な貢献度も見逃せない。新井は通算2000安打、300本塁打、1000得点と記録ラッシュ。打点王をとればセ・リーグ最年長での獲得となることも追い風になりそうだ。一方、日米通算200勝をマークした黒田は8勝止まり。現状では苦しい状況と言えそうだ。