オリックス糸井 福本以来の大台、球団50盗塁

7回表オリックス1死一、三塁、安達了一のとき、一塁走者の糸井嘉男は二塁盗塁を決める、野手今宮健太、手前は武田翔太(撮影・今浪浩三)

<ソフトバンク1-2オリックス>◇6日◇ヤフオクドーム

 オリックス糸井が両リーグトップの盗塁数を「50」に乗せた。

 7回1死一、三塁から二盗に成功した。日本球界では12年の楽天聖沢以来4年ぶり。35歳の年齢を感じさせない走りを続けている。ただシーズン終盤で疲労が蓄積している様子。「大台なの? 目標達成したんで、ここから一切走りません。疲れました」とジョークで答えた。

 ▼35歳のオリックス糸井が、今季50盗塁をマーク。35歳シーズンで50盗塁以上は、福本(阪急)が35歳の82年に54個、36歳の83年に55個を記録したのに次いで2人目。シーズン50盗塁以上は、12年聖沢(楽天=54個)以来。オリックスでは、83年福本以来の大台となった。