阪神ドリス右肘痛から実戦復帰「徐々にやっていく」

大和高田クラブとの練習試合に先発し1イニングを簡単に3人で抑えたドリス(撮影・河南真一)

<練習試合:阪神6-4大和高田クラブ>◇13日◇鳴尾浜

 右肘痛のため2軍で調整していた阪神のラファエル・ドリス投手(28)が実戦復帰を果たした。

 先発として1回を投げ、最速148キロの速球を主体に力で押し、先頭から遊飛、見逃し三振、投直と外野にも飛ばさず3者凡退に斬った。最後の投直は、鋭いライナーにも反応して捕球。投球以外でも実戦感覚の鈍りはなかった。「痛みがあってしばらく投げなかったから、全力というわけにはいかなかったね。徐々にやっていくよ」と明るい表情をみせた。

 ドリスは7月31日に右肘痛で出場選手登録を外れ、慎重にリハビリを進めてきた。