日本ハム、大谷休ませて止まった…M6で足踏み

武田勝は「俺のために優勝しろ」と手書きした書面で鼓舞

<日本ハム2-4楽天>◇23日◇札幌ドーム

 日本ハムが足踏みした。前日までの天王山を連勝し優勝マジック「6」を点灯させたが、本拠地に戻った一戦で、楽天に敗れた。

 21日の第1ラウンドで8回を投げ、翌22日にDHでフル出場した大谷翔平投手は欠場した。大谷不在の打線は5回まで内野安打1本に抑えられた。栗山監督は「全部使ったら壊れちゃう」。残りの日程を逆算し、最大限の力を発揮してもらうために、疲労も考慮して使わないと決めていた。

 代わって「3番・DH」に入った岡は、6回2死満塁の好機に凡退したが、8回には左翼へ適時二塁打。「前の打席で打てなかったので何とかしたかった。切り替えてやりたいです」と、前を向いた。

 優勝へ向け、心は1つになった。試合前、投手陣を含め選手全員がベンチ前に集合した。円陣の中心に進み出たのは、スーツ姿の男。引退会見を終えたばかりの武田勝だった。声を張り上げ「オレから言いたいことはただひとつ!」。紙を取り出し広げた。「俺のために 優勝しろ」。笑いと拍手。ナインがドッと沸いた。紙は試合中もベンチ内に張り出された。敗れたが、マジックがついているのは日本ハム。優位な立場にいることは変わらない。【本間翼】