中日小笠原5回3失点、今季最終登板悔やむ

5回表阪神2死満塁、上本に左中間へ走者一掃の先制適時二塁打を打たれがっくりする小笠原。奥は生還した北條(撮影・前岡正明)

<中日1-4阪神>◇25日◇ナゴヤドーム

 中日小笠原慎之介投手(18)が今季最終登板で悔いを残した。

 4回まで無失点も、5回は失策がらみで2死満塁とされ、上本に走者一掃の二塁打を浴びた。「4回からチェンジアップが浮いているのが分かっていたので、低めに投げようと意識したのですが…」と高めにいった決め球を打たれた。5回3失点(自責0)で代打を告げられた。

 東海大相模を昨夏の甲子園優勝に導いたドラフト1位左腕。5月に先発でデビューし、当初は好投が白星につながらなかったが、8度目の先発だった4日の巨人戦(東京ドーム)で初勝利。18日のヤクルト戦(神宮)では2勝目を挙げていた。