DeNA三浦もらい泣き寸前…高城が「号泣リード」

7回表ヤクルト1死、降板となり感極まった表情をみせる三浦と捕手の高城(右)(撮影・野上伸悟)

<DeNA6-11ヤクルト>◇29日◇横浜

 DeNA高城俊人捕手(23)が“号泣リード”で三浦大輔投手(42)の最後の女房役を全うした。

 最後の1人と決まっていた7回無死、ヤクルト雄平。マウンドに向かう三浦に「全球真っすぐでいきましょう」と声を掛けた。3球勝負で空振り三振を奪った。カウント0-2からの3球目は内角にズドンと決まる137キロ直球。三浦も「高城がマスク越しでも分かるぐらい号泣していた。自分もこらえるので精いっぱいだった。普段はいじり倒してくるけど、みんなかわいい後輩です」と感謝した。

 試合後の引退セレモニーではチームメートに背番号と同じ18回胴上げされた。