阪神福原が18年分の涙 ラスト登板142キロ締め

阪神対巨人 涙をこらえながらマウンドをあとにする福原忍(撮影・河南真一)

<阪神-巨人>◇1日◇甲子園

 今季限りでの現役引退を表明している阪神福原忍投手(39)が、現役ラスト登板で打者1人を無安打に抑え、有終の美を飾った。

 5点リードの8回に2番手で登板。金本監督自らマウンドでボールを受け渡した。1番立岡に投じた初球は、低め143キロ直球ボール。続く2球目は外角141キロ直球でストライク。カウント1-1とし3球目、低め142キロ直球で左飛に打ち取った。

 ここで金本監督は3番手安藤をコール。福原は涙を流しながら18年立ち続けたマウンドに別れを告げた。