ドラ1位候補の桜美林大・佐々木千が今季初黒星

2回、2点を失い悔しそうな表情でベンチに戻る桜美林大・佐々木千(撮影・鹿野雄太)

<首都大学野球:帝京大4-3桜美林大>◇第5週第1日◇1日◇バッティングパレス相石ひらつか

 今秋ドラフト1位候補の桜美林大・佐々木千隼投手(4年=日野)が、延長10回サヨナラ負けで今季初黒星を喫した。

 1-0の2回、自らの悪送球からピンチを招き、内野ゴロの間に同点。さらにスクイズを決められて逆転を許した。3-2の8回には2死から連打を浴びて再び追いつかれ、延長10回に2死二、三塁からサヨナラ打を許した。

 4球団のスカウトの前で、直球は最速148キロ。8安打4失点とリードを守りきれなかった。佐々木千は「最後はスライダーが甘く入った。(2回は)本当に情けないミス。ピッチング以前の問題」と悔やんだ。