広島黒田7年連続2桁 仮想CS「最少失点で」

広島対ヤクルト ヤクルト打線を相手に力投する黒田博樹(撮影・栗木一考)

<広島3-1ヤクルト>◇1日◇マツダスタジアム

 広島黒田博樹投手(41)が7回6安打1失点で、7年連続2桁勝利を手にした。

 1回に四球と盗塁などでピンチを招き、雄平の適時打で1点を失うも、2回以降は粘った。5回から7回までは3人ずつで料理し、シーズン最後の登板を終えた。6回に味方が逆転。勝ち投手の権利を手にして、マウンドをセットアッパーのジャクソンに譲った。

 状態が良くない中でチームに勝利をもたらし「これからCS、日本シリーズと続くので、その日の状態が悪くても試合を作っていかないといけないので、そういうことを頭に入れて最少失点で行こうと切り替えていきました」と振り返った。

 チームの今季最終戦を白星で飾り、自身もCSへ向けて上々の調整登板となった。