阪神平野2軍コーチが1軍昇格 打撃部門をてこ入れ

阪神今季スタッフ

 阪神が来季の1軍コーチとして平野恵一2軍守備走塁コーチ(37)を昇格させることが2日、分かった。打撃部門を任せる見通し。浜中治打撃コーチ(38)を2軍に配置転換する人事で今日3日にも発表される。

 金本監督が率いた1年目の今季は4位に甘んじた。敗因の1つが貧打だ。チーム打率2割4分4厘5毛はリーグワースト。チームの1171安打もリーグ最少だった。弱点を解消すべく打撃部門をてこ入れする。今季、2軍の守備走塁担当だった平野コーチに白羽の矢を立て、指導を託す。

 現役時代は、俊足巧打で鳴らし、オリックスから阪神に移籍1年目の08年から、5年連続で開幕スタメン。10年には自己最高の打率3割5分、172安打をマークするなど、通算1184安打の安打製造機だ。闘志満々で一塁までヘッドスライディングする姿勢も精神面を重視するチームカラーに合致する。新しい風を吹き込む意味でも適材だろう。

 今オフの内閣改造では阪神フロントから独立リーグのBCリーグ福井へコーチ修業していた藤井彰人氏の2軍コーチでの入閣が決定的。前日1日に引退試合で登板した福原忍も、要請されていた2軍投手コーチ就任を受諾する方向だ。内部調整の目玉が平野、浜中両コーチの入れ替え。2軍でも江越、横田らが伸び悩み、浜中コーチの手腕にも期待が集まる。課題が山積みの来季の巻き返しに向けてスピーディーに新体制を整える。