DeNA井納、マウンドに作文「決闘18」で快投

6回裏巨人2死一塁、代打立岡宗一郎を三振に打ち取りガッツポーズを決める井納(撮影・たえ見朱実)

<セCSファーストステージ:巨人3-5DeNA>◇第1戦◇8日◇東京ドーム

 DeNA先発の井納翔一投手(30)が、7回7安打2失点の粘投でリリーフ陣につないだ。気迫を前面に押し出した投球でマウンド上でガッツポーズを繰り返した。1点のリードを守ったまま2番手田中にバトンを託した。

 今季から登板前のルーティーンにしている“マウンド作文”も敢行。1回は「決闘」、3回は「ガマン」、6回は「低く」、7回は「決闘 18」とマウンドに書き記した。「『決闘』は字画が多くて時間がかかるけど、1番打者が(坂本)勇人ですし、いい打者なので自分の間合いをつくる意味でもしっかりと書いた」と意図を説明。登板最終回で付け加えた「18」は「日本一になって三浦さんを、もう1回、胴上げしたいので」ときっぱりと言った。