リオ銀の山県亮太が始球式 広島黒田に見守られ興奮

広島対DeNA 第3戦 始球式する山県亮太(撮影・栗木一考)

<セCSファイナルステージ:広島0-3DeNA>◇第3戦◇14日◇マツダスタジアム

 リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダリストの山県亮太(24=セイコーホールディングス)が始球式を務めた。

 広島出身のコイ党で緒方監督、新井の大ファン。先発黒田に見守られながら外角にショートバウンド投球し、「今日は勝つんだ、という(黒田の)圧がすごかった」と興奮気味。

 シルバーグラブを装着し、背番号は9・99。100メートル走の自己ベストは10秒03だけに「(9秒台は)目標とするところなので。今年、カープが優勝するのは難しいと僕も思っていたけど(予想を)ひっくり返して独走した。自分もアジア人は活躍できないといわれる種目で結果を出さないといけない。そういうところは刺激になります」と目を輝かせていた。