日本ハム、新人王候補高梨が2被弾「気持ちの部分」

日本ハム対ソフトバンク 3回に失点し顔をしかめてベンチに戻る高梨(撮影・黒川智章)

<パCSファイナルステージ:日本ハム2-5ソフトバンク>◇第4戦◇15日◇札幌ドーム

 盤石と見られた日本ハム高梨が、序盤に崩れ去った。2回1死。長谷川への外角の142キロ直球を左中間席に運ばれ、先制点を献上。「失投になってしまった」。プロ3年目で花開いた新人王候補も、初めて味わうCSの舞台にのまれた。3回には、警戒していた柳田に適時打を許した。「キーになる打者に、点につながれてしまった」と悔やんだ。

 4回には先頭長谷川への四球から、2死後、今宮に2ランを浴びた。「あそこをしっかり取っていれば」。内角のボール球が要求されたが、気迫を乗せられず、左翼席に運ばれた。「絶対抑えないと、というより、ちょっと外そうと思った。気持ちの部分で打たれてしまった」。4回4失点の降板に、後悔の思いが募った。

 今季途中に中継ぎから先発転向後、快進撃で14戦8勝の負けなし。ソフトバンク戦は4戦2勝で、中継ぎ登板も合わせ防御率1・86と抑えこんできた相手にまさかの2被弾。「もっともっと気持ちを出して、僕のボールを投げられていたら」。CS初登板は、ほろ苦かった。【田中彩友美】