佐呂間町初のプロ、日本ハム8位玉井 即1軍狙う

指名あいさつに訪れた日本ハム岩舘スカウト(左)と握手するドラフト8位の新日鉄住金かずさマジック・玉井(撮影・保坂果那)

 日本ハムにドラフト8位で指名された新日鉄住金かずさマジック・玉井大翔投手(24)が24日、千葉・君津市内の所属先で指名あいさつを受けた。今回指名された9人で唯一の社会人で最年長。即戦力として期待される。「1年目から1軍でというつもりでオフシーズン取り組んでいきたい」と意気込んだ。

 北海道・佐呂間町出身。東農大北海道オホーツクを卒業するまでの22年間を北海道で過ごした。佐呂間町の広報担当によると、初のプロ野球選手誕生となる。「小学生のころからずっとあこがれの球団だった。みんな応援してくれている。投げている姿を早く見せたい」と、故郷の期待に応えるつもりだ。