<SMBC日本シリーズ2016:日本ハム4-3広島>◇第3戦◇25日◇札幌ドーム
広島が延長10回にサヨナラで敗れた。2勝1敗となった。広島緒方孝市監督(47)は「自分の責任。申し訳ない」と責任を背負い込んだ。
試合後の談話は以下の通り。
-最後は勝負
緒方監督 西川を出した時点で、打者大谷に回る確率は高かった。相手に動かれたりした中で、走者一、二塁、あるいは二塁になっても大谷でしっかり勝負していけ。と伝えていた。だから(大谷の打席の前に)投手コーチにいってもらった。
-敬遠の8回とは違う
緒方監督 違います。DHで大谷が入り、4番(中田)翔が勝負どころ。勝負の流れになるなという想定だった。特に接戦の中では分かっていたこと。振り返った中で、勝ちきれるチャンスがあった。勝ちきれなかったのは自分の責任。申し訳ないです。
-黒田は
緒方監督 そう。黒田がいい投球をしていた。粘って投げてただけにね。なんとか、チームとして勝ちたかったね。
-黒田は足を痛めた
緒方監督 詳細はトレーナーに聞いてもらいたいけど、足がつったみたいな感じと言ってたね。本人は一度ベンチに下がって、まだ行くみたいに言ってたけれど、踏ん張りがきかないのが見受けられた。2死だったけど自分で判断したんだろう。
-切り替えていく
緒方監督 もちろん。また、明日しっかりと戦うだけです。
-8回と最後の大谷への対応の違いは。投手の力関係か
緒方監督 そう。攻め方、ボールの球筋の関係。大谷、(中田)翔との勝負の中で自分の中で判断はあった。もちろんバッテリーから勝負させてくれというのがあれば、別ではあるんだけど。こっちがあの形を取ったんでね。でも全部裏目に出てるんでね。自分の責任ですよ、これは。