広島ノーヒットのまま先制 飛球を近藤が目測誤る

4回表広島2死一塁、右翼手近藤はエルドレッドの飛球を捕れず適時失策とする(撮影・松本俊)

<SMBC日本シリーズ2016:日本ハム3-1広島>◇第4戦◇26日◇札幌ドーム

 日本ハムが痛恨のミスで、先取点を献上した。

 4回2死一塁の場面。3戦連発中のエルドレッドが高く打ち上げた飛球は中堅と二塁の間あたりへ落下してきた。中堅手の岡、二塁手の田中賢も打球を追ったが、右翼の近藤が猛ダッシュ。落下点に入ったかと思われたが、勢い余って通過。打球は近藤の背部にポトリと落ち、一塁走者の新井が一気に生還した。記録は近藤の適時失策。

 守備の連係がうまくいかず、先発高梨は4回まで無安打投球も1点を失った。