慶大が早大に先勝、広島1位加藤拓12K1失点完投

早大対慶大 9回3安打12奪三振で完投勝利した慶大・加藤拓(撮影・鈴木正人)

<東京6大学野球:慶大3-1早大>◇最終週第1日◇29日◇神宮

 慶大のエース加藤拓也投手(4年=慶応)が早大を3安打1失点に抑えて完投し、先勝した。

 最速149キロをマークして12三振を奪い、リーグ史上16人目の通算300奪三振を記録、301まで伸ばした。通算勝利は現役トップの25勝目。

 郡司裕也捕手(1年=仙台育英)が1-1の7回に1号ソロを放ってエースを支えた。

 大久保秀昭監督(47)は加藤拓について「今シーズンで一番よかった。安定感があった。郡司もナイスバッティングです」と話していた。