阪神望月、金本監督をうならせた 2年目飛躍に期待

ブルペンで投球する望月(左)のボールを打席に立ち見極める金本監督(撮影・上田博志)

 打者金本も仰天! 阪神の高卒1年目望月が秋季キャンプ初日に早速ブルペン入り。急きょ打席入りした金本監督も絶賛するなど、今季プロデビューを果たした右腕が、来季開幕ローテ入りへいきなりアピール大成功だ。

 望月 監督が(打席に)立ってもインコースを投げられるようなピッチングをやっていかないと。すごくいい練習になったし、実戦に近い意識でできたと思います。

 打席で破格のオーラを身にまとい、にらみを利かせる金本監督。並の選手なら逃げ出したくなりそうな状況だが、望月はどこ吹く風だった。自慢の速球を恐れることなく懐へ投げ込む。これにはアニキも思わず口あんぐり。全体練習後の囲み取材では目立った選手に名前を挙げた。

 金本監督 目についたのは横山と望月。自分が打者として打ち返すイメージで打席に立ったけど、コントロールミスしても勢いと重さで押されるイメージがありました。

 通算476本塁打の大打者を空想上打ち取った19歳。フェニックス・リーグで掛布2軍監督から2軍卒業を言い渡されるなど、来季1軍戦力として期待されている。

 きれいな縦回転のボールを投げるため、球の両端をカットした四角い練習用ボールでキャッチボールするなど、工夫も凝らした。「(打者が)真っすぐを張っている中で空振りする、バットが下を通るボールを目指していきたい」。飛躍を誓う2年目へ。望月が安芸の地でロケットスタートを切った。【梶本長之】