日本ハム・レアード「来季50発」帰国 愛犬と鉄路

愛犬リビィ君と一緒に帰国の途に就いた日本ハム・レアード(撮影・木下大輔)

 本塁打キング死守へ、ハイレベルな数字を設定した。日本ハム・レアードが、寵愛するリビィ君(3=フレンチブルドッグ)を抱えて豪快に言い放った。「本塁打キングを2年連続で狙っているからね。来季は50本は打ちたいよ」。今季は39本塁打で、日本で初タイトルを獲得した。球団記録は80年ソレイタの45本。軽く上回るアーチ数を来日3年目のノルマとした。

 1日の早朝、札幌駅から東京まで鉄路を使って、帰国の途に就いた。愛犬が国内線の飛行機に搭乗できないことが理由。長旅となったが、心の癒やしとなってくれたリビィ君には「たくさんの、おもちゃを用意している。ウチの庭は広いから走り回ってほしいよ」と、ご褒美も準備しているという。来季もチームは自宅のある米アリゾナで春季キャンプを実施予定。50本塁打を見据えて、心身を休めながら自宅通勤での球春に備える。