阪神松田遼馬投手(22)が、来季は先発起用される可能性が出てきた。香田投手コーチが「(先発が)ないことはない。打者と対戦するノウハウを持っていれば、可能性も広がっていく」と転向も示唆した。
将来のセットアッパー候補が新境地を開くかもしれない。最速153キロの直球を武器に、これまで1軍ではプロ入り5年で通算85試合登板。その全てが救援だった。今季も22試合に登板。防御率は1・00と抜群の成績を残していた。来季も当然中継ぎとして期待されていたが、これまで先発だった岩崎が来季は中継ぎに回るなど状況も変化。首脳陣としては、松田の今後の可能性を広げる意味でも先発も経験させておきたい思惑のようだ。
不慣れなポジションではない。今季はファームで先発を何度も経験しているだけに「先発に関して違和感はない」と問題なしだ。
6日はブルペンで、金本監督が捕手の後ろから見守る中、95球を投げ込んだ。力強いボールに指揮官も思わずうなずいた。「チャンスが広がるように。チームに貢献できていないんで、どっちもいけるようにやりたい」。さらなる進化へ、遼馬がゆく。