名城大・栗林好投も初戦敗退「勝てる試合」監督

先発の名城大・栗林(撮影・鈴木正人)

<明治神宮野球大会:上武大2-1名城大>◇13日◇準々決勝◇神宮

 22年ぶり出場の名城大(東海3連盟)は、栗林良吏投手(2年=愛知黎明)の好投むなしく、初戦で姿を消した。

 1点を追う3回、相手の失策に乗じて1度は追い付いたが、4回1死満塁の好機を逃がすなど、決定打を欠いた。今年4月に就任したOBの安江均監督は「栗林は強打の上武大打線によく立ち向かってくれた」と好投した右腕をねぎらい「勝てる試合でしたね。攻撃で、もう少し工夫ができていたら」と肩を落とした。