中日福谷、背水シーズン「先発でも中継ぎでも」

ナゴヤ球場でのトレーニングを終え引き揚げる福谷(撮影・今中雄樹)

 中日福谷が5年目の来季を背水の思いで臨む。

 今季はセットアッパーとして期待されたが、1軍と2軍を行き来し「2年連続で悔しい思いをした。何年プロでできるか分かりませんし、悔いを残したくない」。沖縄の秋季キャンプでは計2000球超えという投げ込みを行った。「アマチュアのときみたいに投げられるんだと感じた。どちらか分からないが、先発でも中継ぎでもできるようにしたい」と表情を引き締めた。