阪神ドラ1大山、金本監督より「僕の方が」イケメン

金本監督を囲む、前列中央から時計回りに大山、小野、浜地、福永、藤谷、長坂、糸原、才木

 トラのドラフト1位はオットコ前やで。阪神の新入団選手発表会が5日、大阪市内のホテルで行われ、新人8選手がお披露目された。即戦力野手として期待のドラフト1位白鴎大・大山悠輔内野手(21)は、金本知憲監督(48)とイケメン度を競う絶妙な掛け合いで会場を沸かせた。大谷打ちに新人王と夢がふくらむ大砲候補は、トーク術でも虎党のハートをつかみそうだ。

 大山が恥ずかしそうに笑った。代表質問のアナウンサーから、「金本監督とどちらがイケメンか?」を問われた直後だ。隣にいた金本監督から何やら耳打ちされるとマイクを握り「自分の方が勝ってると思います!」。その瞬間、会場がドッと沸いた。

 新入団発表で放った特大の「プロ1号」には「ネタふり」があった。金本監督は会見の冒頭で「今年のドラフトの方針として顔のいい順に取っていこうと。8人のイケメンがそろってくれた」とかました。さらに大山の顔をのぞき込み「僕の方がイケメンだと思います」ともうひとボケ。そして回ってきた大山への質問。隣でささやく指揮官の「脚本」に従い大山は「自分の方が-」と返答。指揮官と初めての連係プレーを鮮やかに決めた。

 「今まではずっと関東で過ごしていたので、そういうのはなかなか、なかった。これから関西がメイン。慣れていかないと。すべての面で頑張りたい」

 茨城、栃木と北関東地方で過ごしてきた大山にとって、関西のノリはある意味、高いハードルだったかもしれない。虎色に染まるためには、トーク修業の必要性を痛感したようだ。

 もちろん、笑いだけではない。金本監督の「いい練習をしたものが生き残っていく」という言葉を真剣な表情で聞き入った。プロの世界で超一流となった大先輩からの訓示。背番号3のユニホームを初めて着た大山はそのフレーズに目を輝かせた。

 「これからは体が一番大事になってくるんで、金本監督のように強い体をつくって、長く野球が出来るようにしたい」

 壇上では同学年となる日本ハム大谷打ちや、今季の高山に続いて阪神から2年連続の新人王を目指すと、意気込みがあふれ出た未来の大砲。笑いあり、ドラマあり。トークで一本取りながら、タテジマでのプロ人生を華々しくスタートさせた。【桝井聡】

<大山の一問一答>

 -阪神のユニホームを着たのは初めて

 大山 今まで以上に気が引き締まった。早く甲子園でプレーしたいという思いが強くなった。

 -対戦したい投手

 大山 大谷翔平とは同年代ですし、負けたくないという気持ちが強い。しっかり勝てるように練習したい。

 -目標は新人王

 大山 勝負の世界ですし、やるからには大きな目標。新人王だけじゃなくいろんな目標を立てながらやっていきたい。

 -今季新人王の高山は教育係を買って出ている

 大山 本当に1年目からすばらしい成績を残された方。吸収できることがあれば、1つでも多く吸収したい。積極的に話しかけたい。

 -背番号3のイメージ

 大山 たくさんいるんですけど、関本さんだったり、白鴎大の総監督、藤倉さん。恥じないような成績を残したい。