ソフトバンク松田「熱望」田中正義と対戦逆オファー

福岡・大嶽神社の階段を駆け登るソフトバンク松田(撮影・今浪浩三)

 ソフトバンク松田宣浩内野手(33)が6日、ドラフト1位ルーキー、創価大・田中正義投手(22)との2月春季キャンプでの対戦を歓迎した。田中が打撃投手を務める際に相手として松田らの名を挙げていたことを受け、反応。「こっちも熱望ですね」と逆オファーを送った。「キャンプはチーム内の対戦で個々のレベルを上げる時期。いろいろ経験してほしい。真っすぐと分かっていても前に飛ばないくらいのボールを投げてほしい。こっちも必死こいていこうと思う」。真剣勝負を宣言した。

 いち早くプロのレベルを感じ取ってほしい思いが強い。松田がプロ1年目の06年キャンプのこと。04年最優秀救援投手に輝いた三瀬(現中日スカウト)のスライダーが全く打てなかったという。「前に飛ばんぞ、と思った」。当時は厳しいプロの洗礼を受けたが、今は黄金ルーキーの“指導役”として壁となる立場だ。

 「田中くんは大谷くんと同じくらいのものを持っているだろうし、間違いなくローテに入ってくると思う。2桁勝てるように援護したい」。攻守でのアシストも約束も果たすべく、練習に抜かりはない。この日は、昨オフまでファームの拠点だった西戸崎近くの大嶽神社で108段の階段と坂道のダッシュを計7本。歴代の新人が合同自主トレで走ってきた心臓破りの難所。松田は入団以来、毎年の恒例行事としており「初心に戻った感じ。このつらい練習をしたらキャンプが楽に乗り切れる」。ドラ1右腕との対戦を前に体を鍛え上げている。【福岡吉央】