西武ドラ1今井「大谷投法」で1勝を 幅跳びが原点

新人合同自主トレのランニングメニューで、序盤は笑顔で元気よく走る西武中塚(左)。左から2人目から今井、田村、平井、源田(撮影・鈴木みどり)

 西武は9日、ドラフトでの新入団選手6人の合同自主トレをスタートさせた。

 ドラフト1位の今井達也(18=作新学院)が「大谷投法」でルーキー1勝を目指す。新人合同自主トレ初日はキャッチボールだけで、辻監督を「バネがある」とうならせた。その原点は中学時に6メートル20を記録した走り幅跳び。「地面から跳ね返ってくるパワーを使う意識を養えた」。投球時にホーム方向に踏み出した左足を強く蹴り戻す、日本ハム大谷とも共通する動作で速球を繰り出す。