広島堂林、初の護摩行「気失いそう」新井と1時間半

護摩行を行う広島新井(左)と堂林(撮影・栗木一考)

 広島堂林が11日、鹿児島市の最福寺で初めて護摩行に臨んだ。

 13年連続の新井の隣に座り燃えさかる炎の前で不動真言を唱えた。「想像以上の熱さだった。序盤は手足がしびれて、これはやばいな、と。声を出さないと気を失いそうでした」。何とか1時間30分やり抜き「何かを変えたくて来た。気持ちだけでも変われば。もう悔しい思いはしたくない」と今季にかける思いを口にした。