奈良学園大・宮本が社会人に断り 「プロ1本」決意

初詣で訪れた下鴨神社で引いたおみくじ「1番大吉」を手に笑顔を見せる奈良学園大・宮本(撮影・磯綾乃)

 今秋ドラフト候補の奈良学園大・宮本丈遊撃手(3年=履正社)が11日、始動した。

 宮本は「プロに行けなかったら職がないぐらいの気持ちで」と覚悟を口にした。少なくとも5社の社会人からのオファーを酒井真二監督(39)を通じ断り「プロ一本」の決意。オフはプロの選手も行く施設でトレーニング。15年12月に育成時代の阪神原口を見かけ、はい上がる精神力を感じとった。「ちゃんとやっている人は結果が出る」と努力を続け最終年に挑む。