オリックスが黙とう 福良監督「忘れてはいけない」

オリックス福良淳一監督(左端)ら選手35人、総勢80人は阪神淡路大震災の犠牲者に1分間の黙とうを行う(撮影・宮崎幸一)

 阪神・淡路大震災から22年を迎えた17日、オリックスは正午からほっともっと神戸で1分間の黙とうを行った。

 福良淳一監督(56)や選手らチーム関係者約80人が、犠牲者に哀悼の意を示した。当時現役だった福良監督は「何年たっても忘れられない。忘れてはいけないことだと思っている。大変なことが起きた中で、ファンの声援があってオリックスは優勝できた。その次の年(96年)に優勝してから、ずっと優勝していない。また神戸の皆さんにたくさん喜んでいただけるような試合をしたい。(2軍施設が)舞洲に移るが、この球場でこれからも毎年試合をしたい」と話した。