阪神が半旗掲げ、阪神・淡路大震災犠牲者に黙とう

神戸の方向に黙とうをささげる高山(中央右)大山(同左)ら阪神の選手と球団関係者(撮影・河南真一)

 阪神は17日、兵庫・西宮市内の鳴尾浜球場で阪神・淡路大震災の犠牲者に黙とうをささげた。球団職員、選手、スタッフら約60人が午前10時からの練習前にグラウンドで整列し、1分間、行った。

 ドラフト1位の大山悠輔内野手(22=白鴎大)ら新人勢のほか、高山俊外野手(23)ら若手も参加した。球団旗も半旗だった。四藤慶一郎球団社長(56)は「22年がたつ。早いですね。大変な状況で、たくさんの方が亡くなった。阪神ファンの方もいらっしゃったと思う。祈りをささげて毎年、こういう形で黙とうさせていただいています」と話した。