日本ハム大谷翔平投手(22)が、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で“殿堂入り”することが27日、分かった。球場外壁に掲出されている歴代名選手らのプレー画像が付いたバナーの中に、今季から加わることが決まった。プロ5年目ながら昨季までの実績が評価され、大谷バナーは外壁にデザインされる球団ロゴの右隣になる予定。今日28日に1軍春季キャンプ地の米アリゾナへ旅立つ大谷が、開場20周年の鎌ケ谷の顔となる。
22歳にして、チームの育成拠点のシンボルとなる。大谷が、鎌ケ谷の球場外壁に装飾されている歴代レジェンドの大型バナーに今季から加わる。球団関係者は「これまでの実績も考慮して、新たに掲出することが決まりました」と説明。現在、同球場20周年記念事業の一環として行われているスタンドの改修に合わせてリニューアルされ、お披露目される予定。中島、西川も新たに掲出されるが、大谷が入団から最速での登場となる。
14年から実施する大型バナーの装飾は、2軍の鎌ケ谷で実力を磨き、1軍の主力へ成長していった名選手だけが選出されてきた。レンジャーズ・ダルビッシュやメジャーも経験した田中賢、侍ジャパンの主砲を務める中田らが顔をそろえている。大型バナーには歴代のレジェンドらの若き日のプレー写真がデザインされており、来場客を喜ばせている。
大谷はルーキーイヤーの13年から開幕1軍入りしたが、鎌ケ谷でも投打「二刀流」として実力を磨いてきた。1年目の開幕直後には右足首を捻挫して登録抹消。リハビリから実戦復帰まで鎌ケ谷で調整した時期がある。今回使用される写真も、当時の2軍戦で鎌ケ谷限定ユニホームを着用した、18歳の頃の初々しい1枚が使用されるという。今オフも含めて毎年、自主トレの拠点とし、1年目のオープン戦で“プロ1号”も放つなど鎌ケ谷から巣立ったスターの1人だ。
掲出ポジションは、偉大な先輩とセンターを分け合う。球場外壁の中央にある球団ロゴの右隣になる予定。左隣はリニューアル前と同様にダルビッシュになる見込みで、新旧の背番号11が球場に訪れるファンを出迎えてくれる。今季終了後のオフにはポスティングシステムを利用してメジャー挑戦の可能性もあるが、ダルビッシュのように日本ハムを離れていても掲出され続ける可能性も高い。開場20周年を迎えた鎌ケ谷の新たな目玉スポットになりそうだ。
◆日本ハムの千葉・鎌ケ谷施設 97年3月に開場。イースタン・リーグ公式戦が開催される「ファイターズスタジアム」と合宿所の「勇翔寮」、室内練習場も併設されている。球場は両翼100メートル、中堅122メートル。球場にはメジャー仕様の全面大型ビジョンが設置され、一塁側ファウルゾーンには「鎌スタ☆プール」、三塁側ファウルゾーンには「鎌スタ☆あおぞら畑」「茶畑」「鎌ス田んぼ」を設置するなど、オリジナリティーあふれる施設。内野スタンドの収容人員は2286人。所在地は千葉・鎌ケ谷市中沢459。